自分次第で人生は変わる 秦由加子さん講演会


7月5日(金)、パラリンピック トライアスロン日本代表の秦 由加子さんの講演会に参加しました。素晴らしい講演で、秦さんのことが大好きになりました。

<物事は自分の捉え方と考え方次第>

秦さんは、骨肉腫による大腿部切断後、長い間、周囲の目を気にし、大好きだったスポーツからも離れていました。しかし、変わりたいと思い始めた水泳で、同じように障がいを持つ人々が他人の視線を気にせずスポーツを楽しむ姿を見て、物の見方が一変したそうです。

障がいを持っているという事実は変わらないけれど、その捉え方や考え方次第で、見える世界は全く違ってくることに気づいたそうです。それ以来、義足を隠すことなく生活しているとのことです。また、これは障がいを持っていない人にも当てはまる話だとおっしゃっていました。人と違うことは、障がいがあろうがなかろうが同じです。障がいのある人を避けたり無視したりすることは、自分が他人と違ってはいけないという制約を自分に課すことになります。しかし、同じ人など一人もいません。

自分も他の人も、そのままで良い、心地よく生きて良いと感じられる社会を作るためには、すべての人が物事の捉え方をアップデートする必要があるのではないでしょうか。それが、すべての人が幸せになる社会を作る第一歩なのではないかと思います。

<躊躇せず医療機関を受診して欲しい>

秦さんが特に伝えたかったのは、子どもが体に違和感を訴えたら、躊躇せずに医療機関を受診して欲しいということでした。秦さん自身、13歳の時に骨肉腫(骨のガン)を早期発見された経験があります。膝の痛みを親に伝えたところ、すぐに病院に連れて行ってもらえたおかげで、早期に治療を受けることができました。骨肉腫は思春期に多い病気で、成長痛と見過ごされがちですが、早期発見が重要です。

千葉市では、8月から子ども医療費の助成対象が高校3年生相当の年齢まで拡大されます。保護者負担額は以下の通りです。

- 通院:1回300円(6回目以降無料)

- 入院:1日300円(11日目以降無料)

- 調剤:無料

- 市民税所得割非課税の方は無料

- 第3子以降は無料

また、高校1~3年生相当の方は拡大対象者となるため、申請が必要です。詳しくは5月上旬に発送された案内をご覧ください。まだ申請されていない方は、お早めに申請をお願いします。

[詳細はこちら](https://city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/kikaku/r6koiryou.html)

早期発見と適切な治療が、子どもの未来を守ります。皆さん、ぜひご活用ください。

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黒沢和泉・黒澤和泉

くろさわ いずみ 千葉市議会議員(美浜区選出) 無所属、1期目、総務委員会

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