みんなで自分たちの実家を作る NPO法人国立夢ファームJikka視察
6月25日(火)、国立にある夢ファームJikkaさんを視察しました。ここでは、社会的な困難や生きづらさを抱える女性と子どもたちを支援するための活動が行われています。具体的には、以下のような方々を支援しています:
DV(家庭内暴力)被害者
貧困による生活困窮者
シングルマザー
高齢単身者
精神障害を抱える方
家に居場所がない若年者
外国籍の方
困難を抱える方々は、特別な存在ではありません。私たち誰もが、状況次第で同じような困難に直面する可能性があります。あなたも私も、みんな同じです。「なんとかなるかもしれない、一緒に考えましょう」。Jikkaでは、困っている人がどのような人生を歩みたいのか、一緒に考えてくれます。
大変な状況でも、自分の足で立ち上がって前へ進めるように寄り添ってくれます。Jikkaは解決法や手段を与えるのではなく、自分で立ち上がることを応援してくれるのです。一度、「こうしたい」という道を伝えれば、その道を進めるようにさまざまな支援を官民で連携してつなげてくれます。
困難を抱える人が自分で進む道を考えることで、新しい支援の方法や道が生まれます。女性や子どもだからといって諦めていたこと、またはそれが理由であると気づかなかったことも、一人一人が自分の足で前に進むことで、同じような困難に直面する人々が前に進むための道を切り開くことができます。
また、さらに、Jikkaには常にさまざまな人が集っています。一対一で相談をする、というような場所ではなく、ふらっと寄って誰かとちょっと話ができる、そんな場所なのです。
「みんなで自分たちの実家を作ろう。安心して、いつでも戻れる、いつでも相談できる、気軽に頼れる、そういう場所を作ろう、という思いから、Jikkaという名前にしたんです」
理事の遠藤さんはそうおっしゃっていました。
Jikkaは、困難を抱えるすべての人に対し、自分自身の力で前に進むことの大切さを教えてくれる場所です。ここでの支援活動が、多くの人々に希望を与え、未来への道を示していることを実感しました。
#夢ファームJikka
#社会的支援
#自立支援
#困難を分かち合う
0コメント