1億7500万円の電気自動車高速充電器設置費用に疑問

本日総務委員会で、市庁舎に設置される電気自動車の高速充電器設置について質問しました。市から提示された設置費用は

3台で1億7500万円

でしたが、これは非常に高額に感じられました。

なぜなら、一般的な高速充電器の設置費用は、基礎工事費用を含めて

1台あたり500万〜700万円

程度だからです。1億7500万円という金額は大幅に高いと言わざるを得ません。

そこで、費用の内訳を詳しく聞いたところ、以下の回答がありました:

 充電器本体(3台):1200万円

 ケーブル:4000万円

 労務費:6700万円

 特にケーブル費用の4000万円が高額に感じられたため、詳細を確認しました。その結果、市庁舎内の電源から充電器まで1台あたり1000メートルのケーブルを引く必要があり、3台で合計3000メートルのケーブルが必要だとの説明がありました。

しかし、充電器は市庁舎のすぐそばに設置される予定であるため、市庁舎内の電源から1000メートルもケーブルを引くというのは現実的ではありません。これは、実際には不必要な長さを見積もっている可能性が高いと言わざるを得ません。また、労務費についてもなぜこれほど高額になるのか不明です。

他の議員もこの説明に納得できず、執行部に対して後日詳細な資料の提出を求めることになりました。詳細な内訳、及び算出根拠が明らかにされることを期待しています。

今後も市民の皆様の税金が適切に使われるよう、引き続き注視してまいります。

黒沢和泉・黒澤和泉

くろさわ いずみ 千葉市議会議員(美浜区選出) 無所属、1期目、総務委員会

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