市議会報告 一般質問①海洋資源の活用について
昨日閉会した、千葉市議会令和6年第2回定例会では、一般質問(今回で5回目)と討論(今回で6回目)に登壇しました。
まずは、一般質問の内容についてお伝えしていきます。
最初に、海洋資源の活用について。具体的には、幕張の浜でのコンブ養殖の可能性について提案し、議論しました。この取り組みはまだ提案段階ですが、多くの可能性を秘めています。
<環境保護とカーボンニュートラルへの貢献>
私の提案では、コンブ養殖が環境保護とカーボンニュートラルに貢献する具体的な可能性を挙げました:
1. 海岸浸食の抑制:
コンブの藻場は波や流れを弱め、海岸浸食を防ぐ効果があります。
2. 二酸化炭素の吸収:
コンブは高い二酸化炭素吸収能力を持ち、同じ面積の杉の約5倍の二酸化炭素を吸収します。これにより、ブルーカーボンとしてカーボンニュートラルの推進に寄与します。
3. 生態系の保全:
藻場は多様な海洋生物の生息地となり、生物多様性の保全に寄与します。
<地域経済の活性化>
また、コンブ養殖が地域経済に多くの貢献が期待される点も提案しました。議会では時間の都合から言及しませんでしたが、観光資源や雇用創出の可能性も秘めています。:
1. 地域特産品の創出:
養殖されたコンブは食用として利用でき、地域の特産品として販売されることで地元経済の活性化が図れます。
2. 観光資源としての活用:
収穫イベントを通じて多くの観光客を呼び込み、地域の観光業を活性化させる可能性があります。
3. 地元の雇用創出:
養殖や関連産業において新たな雇用機会を創出し、地域の雇用促進に貢献します。
横浜市の取り組みから学ぶ:
今回の提案にあたり、横浜市での成功事例を参考にしました。横浜市の金沢漁港では、幸海ヒーローズさんが金沢漁港漁師の皆さんとNPO法人アジア環境整備機構の協力のもとでコンブ養殖を行なっています。養殖されたコンブは「ぶんこのこんぶ」として地域特産品となり、地元の経済に貢献しています。また、収穫イベントが開催され、地域の活性化にもつながっています。
<市民との協力によるプロジェクト推進>
さらに、プロジェクトを成功させるために、市民や地域団体との連携が不可欠であることを強調しました。具体的には:
1. 市民の参加と協力:
市民の皆様と共に、海洋環境を守りながら経済を活性化させる取り組みを進めていきたいと考えています。
2. 漁業権の調整:
千葉県の漁業権に関する調整を行い、持続可能な漁業と養殖活動を実現するための環境整備が必要です。
3. 教育と啓発活動:
地域の学校やコミュニティでの教育・啓発活動を通じて、環境保護と海洋資源の重要性について理解を深めていきます。
<市議会側の答弁>
市議会からは、以下のような回答をいただきました:
1. 海洋資源の活用について:
幕張の浜での海洋資源活用については、現時点では具体的な計画はないが、環境保護と地域経済活性化の観点から、今後の研究と検討を進めていく意向が示されました。
2. 環境学習の取り組みについて:
千葉市では、既に海辺を活用した環境学習活動が行われており、今後も自然環境に対する関心と理解を深めるための取り組みを継続する予定です。
3. 地域特産品の創出とSDGsの取り組みについて:
地域特産品の創出やSDGsへの取り組みについては、市内事業者を支援する融資制度やプロモーション活動が行われており、今後も地域経済の活性化に努める方針が示されました。
<今後の展望>
幕張の浜でのコンブ養殖が実現すれば、千葉市は以下のような先進的なモデルケースとなることが期待されます:
1. 環境保護と経済活性化の両立:
環境保護と経済活性化を同時に実現する先進的な取り組みとして、他の自治体の模範となります。
2. 持続可能な都市の実現:
持続可能な都市として、千葉市のブランド力向上に寄与します。
3. 市民の意識向上:
市民が環境保護や地域経済の重要性を理解し、積極的に参加することで、地域全体の持続可能な発展を促進します。
皆様と共に、これらの可能性を実現し、千葉市の明るい未来を築いていきたいと考えています。ご意見やご質問がございましたら、ぜひお寄せください。
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