討論 ②市議会の独立性を守るために - 請願第3号「市議会議員への討論原稿案の提供問題」について
令和6年第2回定例会において、請願第3号「市議会議員への討論原稿案の提供問題」に関する請願が不採択となったことについて、討論を行いました。この問題は、市議会の役割と地方自治の本質に深く関わる重要な議題です。
千葉市議会基本条例の前文には、『地域の問題は、住民が自らの判断と責任で決定し、処理する』という地方自治の基本理念が掲げられています。議会は住民の代表として、地方自治体の長と独立かつ対等の関係にあり、それぞれが二元代表制の一翼を担う存在です。このような議会の役割を考えると、執行部側から討論原稿の提供を受けることは、独立性と対等性を損なう行為であり、あってはならないことです。
では、なぜこのような問題が生じたのでしょうか。おそらく、提供された原稿が「賛成」意見の原稿であることが理由ではないかと考えます。執行部が進める政策に賛成する場合、その意見は政策を考えた側の意見と重なる部分が多いため、執行部側が原稿を書くことでその真意が市民に伝わりやすいと考えたのでしょう。
しかし、たとえ政策に賛成であっても、すべての議員が同じ考えを持っているわけではありません。どの部分に共感するのか、評価するポイントなどは議員ごとに異なります。賛成意見の中にも多様な視点が存在し、それぞれの議員の意見は政策立案者が考えつかない部分を含むことがあります。これらの異なる観点からの意見を執行部が受け取ることで、さらにより良い政策提案につながる可能性があります。
また、議員が自分の言葉で政策の評価ポイントについて原稿を書くことで、執行部の考え方をより深く理解することができます。これにより、議会全体の議論がより充実し、市民にとってもわかりやすく共感を得られるものになると信じています。
今後は、執行部が討論原稿を提供せず、議員が自ら原稿を書くことを強く要望します。これにより、千葉市議会がさらに市民の声に応える場となることを期待しています。
討論の録画中継はこちらでご覧になれます
これからも市民の皆様の声を大切にし、全力で活動してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご意見やご感想をお待ちしております。共に千葉市をより良いまちにしていきましょう!
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